生涯インプラント一直線!!
ショートインプラントか長いのか?
今日の午後の手術はショートインプラント(Nobel Speedy Shorty)を使いました。9年前に別部位に上顎洞挙上術(サイナスリフト)を行い経過良好なのですが、今回も同様にサイナスリフトを行い長めのインプラントを行うか、低侵襲なショートインプラントでいくかを事前相談した所、即答でショートインプラントを選択されました。
どちらがいいかはケースバイケースですが、骨移植をしてまでならインプラントはしたくないという方は結構多いです。
今回のように固定の難しいショートインプラントや傾斜埋入であっさりと終わらせて経過良好。できるならこれが1番ですね。
インプラントとCADCAM
20年前はインプラント手術にCT撮影を行う事など99%なかったし、上部構造を作製する時にコンピューターでデザインし、機械で加工するなんて大半の歯医者は想像すらしてなかったと思います。
それが今では、手術前にCTは100%撮影し、インプラントの上部構造も100%CADCAMで作製することになったのは当院だけではありません。
最近力を入れつつあるのは何とかCADCAMの上部構造を当院で簡単にできるようなシステム作りです。
難しい仕事は外注する方がいいですが、全体の7割くらいはとてもシンプルなケースなのでイージーケースはもうちょっと安く提供できればと考えています。
6月か7月から稼働して行きますのでお楽しみに。HPにも近いうちにアップしますね。
上顎4本埋入のガイド手術
本日は上顎大臼歯部左右に4本、片方は骨が十分にあり、もう一方は上顎洞が複雑な形態をしています。上顎洞の形態が複雑だとサイナスリフトも難しくなり、できれば骨移植無しにできるのが理想です。
今回もノーベルクリニシャンで診断し、ガイドオペにて安全に上顎洞をうまく避けて手術することができました。
今日の午後のガイド手術
今日の午後はノーベルガイドを用いた6本埋入で左右の上顎洞挙上術も行いました。
今回のような手術はノーベルガイドを併用するとインプラント埋入の時間を大幅に短縮する事ができるので、上顎洞の挙上と骨造成にゆとりを持って臨むことができます。
また通常手術に比べて安全なのはもちろんですが、難しい手術をいかに簡単な方法でやっていくかもこれからはとても重要な事だと思います。出血の多い派手な手術なんて誰もされたくないですもんね。
スマートフュージョン
今朝はノーベルガイドの新コンセプト、スマートフュージョンのよるオペを行いました。もうすでに数症例行っており、より安全で確実に使える代物かを検証しているところです。
明確なコメントはもう少し症例をこなしてからさせていただきたいと思います。
それにしても今日の手術も完璧でした。