生涯インプラント一直線!!
直径3mmのインプラント
今日の午前中はかなり骨幅の狭い部位にインプラントを行いました。ブリッジにするとなると、隣のきれいな犬歯を削らないといけない上にその逆隣の5番も根がたよりなく、ブリッジの支台には使いたくない状況だったので、今回この直径3mmのノーベルアクティブはつい最近認可が下りてくれて大助かりでした。
ノーベルガイドによるフラップレス手術
今日はノーベルガイド+フラップレスによる手術でした。5年前にも当院でインプラント治療を行い、よく噛めて経過も順調なので、今回も歯根が破折し抜歯になったのですが、インプラントを選択されました。
手術時間は15分ほどで終わったのですが、骨が軟らかかったので3ヶ月待ってから歯を入れることを説明しました。
上顎オールオン4即時荷重
今日から5月、ゴールデンウィークの中間ですが仕事です。終日オペ日でした。朝10時スタートのオールオン4手術。5本のインプラントを歯肉の切開を行わないフラップレス+ノーベルガイドによる即時荷重手術を行いました。手術に1時間弱、仮歯の調整に2時間ほどかかりました。
G.W明けから2ヶ月出張に行かれるとのことを帰り際に聞いたのですが、G.W中に快適に過ごしてもらうためかなり念入りに補強もしっかり行っておいたので2ヶ月は問題なく使えるでしょう。
こういった大きなケースは患者さんと何回も話し合い十分な時間を取って行っており治療手順も患者さんによって大きく異なります。当院では開業当初から複雑なケースを数多く手がけており良好な結果を維持していますので、ちゃんとしたインプラント治療を受けたい方はご相談下さい。
ガイドを使わなくてもよいケース
今日の手術はものすごく楽な手術でした。僅かにソケットリフトを行いましたがとてもスムーズにいきました。CT撮影は行いましたがガイドは使用していません。
なぜガイドを使用せずにうまくいったかというと
1:元々あった歯根の位置がすごく良かった
2:抜歯後4ヶ月経過し、骨がまだ軟らかかった
つまり、ドリリングしなくてもインプラントは自動的に元々の歯根の位置に埋入できたのです。ただし、前歯や大臼歯では若干の位置修正が必要な場合もあります。今回は小臼歯で、抜歯の原因が歯根嚢胞でしたのでインプラントを行うにはいい条件でした。毎回こういう手術なら気楽なんですけどねー。
6周年!
先週は開業して以来初めて毎日インプラント手術という私にとってはハードな1週間でした。しかも土曜日は中国四国地区のノーベルガイドプランニング教室創立記念講演にもスピーカーとして呼ばれておりその準備も重なって大変でした。
気がつけば6年が経過しました。インプラントと予防中心の治療方針は変えることなくやっていけたのも我々の歯科医院を支持していただいている患者さんおかげです。
開業当初、私の方針は銀行や取引先などの一部の人たちから受け入れてもらえず大変苦労したことを思い出します。’インプラントは高額治療なので開業してすぐ来てくれる人はいない’とか’予防中心は採算が取れないので保険中心で頑張れ’とかいろいろ言われました。しかしそんな心配はよそに家族やスタッフの協力に支えられていいスタートダッシュを切ることができたことにはすごく感謝しております。
診療方針が偏っているせいかそんなに多くの患者さんは来られません。そのおかげで大学での研究もさせていただいたり、学会での発表など幅広く勉強するチャンスにも恵まれました。今年はそういった活動を少しお休みして医院の規模を少しだけ大きくします。そしてより高度な治療を行える環境と、より快適な予防、メンテナンスを行える治療空間を作って行きます。
せひご期待下さい。