生涯インプラント一直線!!
大臼歯があるとないとでは、
今日は右下に1本、インプラントのリカバリー手術を行いました。ノーベルガイドによるデジタルインプラントです。
数ヶ月前に反対側を手術し、今はそこに歯が入っている状態ですが、やはり大臼歯が1本あるだけでごはんのおいしさが全然違うと仰ってました。噛み締めた時にご飯粒が噛み砕ける感触が凄くいいとのことです。
それだけ喜んでもらえてこちらもすごく嬉しいのと同時にやはりまだそこそこの年齢であれば、大臼歯による咀嚼はすごく大事であると再認識しました。
なかなかインプラント治療は高額なのと手術が必要なので受け入れられない方もいると思いますが、大臼歯の噛み合わせがない方は早めに手を打つことで将来的には他の歯(特に前歯)に負担がかからず寿命を延ばすこともできます。2本欠損でも1本なら可能であるなら取り外しの義歯ではなく、インプラントの方が優れているのではないでしょうか。
撤退する勇気
今日はお盆休み明け最初のオペでした。とても気合いが入っていたのですが、思ったより骨が足りず、短いインプラントにチェンジしようと思ったところ、ちょうど在庫がなく結局はあきらめました。CTで確認したところ、この次は今回骨形成した所にそのままショートインプラントを入れれそうなので、2週間ほど治癒を待ってから再チャレンジすることに。患者さんも快く受け入れてくれました。
夏期休暇前の最後の手術
本日が夏休み前の最後のインプラント手術でした。下顎2本埋入(もちろんノーベルガイド使用)+1本GBR+親知らずの抜歯。約1時間で終了でした。1番大変だったのは親知らずの抜歯です。根が二股に分岐しておりなかなか抜けませんでした。このような場合、2回に分けて手術する方がよいかもしれませんが、当院ではなるべく麻酔の回数を少なくしたいので患者さんと相談して1回で行うことにしました。インプラント手術をデジタル化して行うことで時間短縮ができるので余裕を持って親知らずの抜歯ができたのでやっぱりガイド手術はいいですね。
8日8(木)午後から16日(金)まで休診になりますのでご了承下さい。しっかり休暇を取ってまたお盆明けから元気に頑張りたいと思います。
ノーベルガイドによるフラップレス手術
今日の午後は右下7番のインプラント手術でした。歯ぐきのボリュームが微妙でしたが何とかフラップレス(歯肉を切らない)で手術ができて良かったです。条件にもよりますが、当院ではなるべく歯ぐきを切らず、安全に治療することを考えてやってるんですよ。
週末はセミナーでした
先週の金曜日から日曜日までインプラントの骨造成に関するセミナーを受講しました。今回はイタリアのシシリーから来日されNYUで勉強されていた先生です。下に写真を載せてますが、かなりのナイスガイで、講義も素晴らしく(たまに下ネタ炸裂ですが)面白い。しかも私と同い年。。。
あらゆる面で完全に負けている気がしました。
私が感じたのは、イタリアにはとてもユニークで患者さんの負担を軽減することに主眼を置いた器具がたくさんあり、それらをうまく使いこなすことで難しい症例をシンプルにしているところが随所に窺えました。
残念ながら今回教わった方法で使用する器具、材料がまだ日本では認可が下りておらずすぐに使うことはできないのですが、近いうちに手に入れて彼に追いついて、いずれ追い抜けるように頑張ります。とても充実した週末でした。
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