生涯インプラント一直線!!

遅くなりましたが、、

新年あけましておめでとうございます。お正月はほぼどこにも行かずもったいないことをしてしまいました。昨日から仕事です。スタッフみんなに毎年、１年の目標を書いてもらうのですが、モチベーションの高さに驚きました。今年の当院の全体目標は’

「全体のバランスを考えて治療する」

にしました。これは僕が独断で決めましたが、これにはスタッフも患者さんも納得してくれる、、、はずです。

インプラントは欠損部を回復してくれる有効な治療法ですが、他の歯のこともきちっと考えて治療しましょうねってことです。去年くらいからインプラント治療に入る前に歯列矯正や審美修復治療、噛み合わせ治療を積極的に行うようにしているのですが、今年はもうちょっと踏み込んで治療し、よりよい結果を出していきます！

下の写真は前歯１本インプラントです、年末にセットしたのですが、きれいに歯が入り、バランスのとれた歯だと思います。お正月においしく食事ができてとても喜ばれていました。こういう治療をしていきたいですねー。

久々の更新です

気がつけば、１２月も後半になりました。今年はおかげさまで今までで一番忙しい年末を迎えています。って去年も同じ事言っていたような気が、、、。

特に先週は大きな病院の手術室を貸してもらい、非常に困難な手術を全身麻酔下で最高の環境でさせてもらいました。（なんと患者さんはハワイ在住の方です！）クリスマスイブに帰られるのですが経過良好のためホッとしています。うまく治療が終わればハワイを案内してもらおうと密かに企んでおります。

さて、今日の手術がラスト、ではないのですが、デジタルインプラント症例としては最後でした。患者さんは高齢で血圧も高めのため、治療に相当迷われていましたが、治療計画段階で骨移植も無しで歯肉を切開せずに最小限の侵襲で行える事をお話しし、今日無事に終える事ができました。上顎洞に非常に近い所を傾斜埋入で行うのはガイド手術のもっとも得意とするところです。初期固定もバッチリで患者さんも僕も安心して良い年を迎えられそうです。来週は右下５番の骨が十分にあるケースなので～、あと残っている心理的プレッシャーは年賀状くらいでしょうか。

今週のデジタルインプラント

上が治療プラン、下が術後の写真です。埋入位置深さ、正確性ははもちろん超完璧です。患者さんの持病も考慮してのデジタルインプラント、フラップレス手術です。今回はノーベルアクティブを使用したのですが、右奥の短いインプラントが上顎洞底に当たって空回りしてしまい、初期固定を失いました。これは反省点です。こういうケースはスピーディーグルービーかブローネマルクのMarkⅣがよかったと思います。もとを辿ればプラン時にインプラントセレクションもしっかり考慮することが今後の課題ですね。ちょっと贅沢かもしれませんが。

今日はソケットリフト

週末は東京で症例発表を行いました。テーマはもちろん’デジタルインプラント’です。うーん、やっぱりこのテーマは難しかったです。というのもデジタルインプラントの要であるガイデッドサージェリーに関した講演がとても多く、どうも説明がぼやけてしまった感があったからです。前振りとして、うまくいかなかったケースを少しお見せしたのですが、逆にそれが印象に残ったと言われました。人に伝えるのって本当に難しいですね。

というわけで、家族には申し訳ないのですが日曜日は東京でゆっくりさせてもらって、今朝の飛行機で北九州に戻り、本日午後からの重役出勤です。予定は上の写真のインプラント手術です。ソケットリフトを行い、プラットフォームシフトタイプのインプラント体を使用しました。５年前に奥歯にさせていただいているのですんなりと受け入れていただいたおかげでスムーズな手術が出来ました。

デンタルコンセプト２１（東京）にて発表

明日は東京にてデンタルコンセプト２１というインプラントのスタディーグループで発表させて頂きます。今現在もその準備にとりかかっています（こういうのっていつもギリギリまでやらないんですよねー）。今回は２年前に山口県の古野先生と共同執筆した’デジタルインプラントのすべて’のお話をすることにしました。最近の歯科インプラントの話題はこのガイデッドサージェリーの話題でもちきりといっても言い過ぎではありません。各メーカーもやっぱりという感じでこのシステムを続々と発売してきました。やっぱり先見の明があったのかなー。なんて考えてる今日このごろです。