生涯インプラント一直線!!
デジタルインプラント症例竭エ
前々回でデジタルインプラントのポイントは実際に歯が入る位置を先に特定し、そこにインプラントの位置を合わせていくと書きましたが、今日の手術はまさにそんな感じでした。
まっすぐインプラントを入れると8mmのインプラントを使用するか骨造成が必要でしたが、ほんの少し傾斜させるだけで13mmのインプラントが入りました。インプラントはこのような上顎の単独歯で8mmのショートインプラントだと非常に予後が悪いです。複数歯で連結していれば8mmでもいけるかもしれませんが、なるべくなら単独で11.5mm以上、複数でも10mm以上が安全です。
今回は13mmで少し傾斜させましたが手術時間は10分程度で済みました。
今日から診療開始です
今年からインプラント関係のブログはこちらにアップすることにしました。
本年もよろしくお願いします。
デジタルインプラントとはその2
従来のインプラント治療は基本的には歯ぐきを開いてみて骨のあるところにインプラントを埋入するか、骨が不足しているところを骨造成し、それからインプラント埋入をしていました。
しかしながら、その方法だとインプラントの位置が実際に歯が入る位置とは異なったり、骨を造るにしてもダメージが大きくなることがありました。
一方、デジタルインプラントは全く逆の発想です。実際に歯が入る位置を先に特定し、そこにインプラントの位置を合わせていきます。そして、どうしても骨が足りないところだけを必要最小限のダメージで手術を行います。
デジタルインプラントとは?
では今回からデジタルインプラントについてちょっとづつ書いて行こうと思います。私はかなりの面倒くさがりで更新は不定期になりますがよろしくお願いします。
まずはデジタルインプラントというネーミングですが、これは共著である古野先生がつけました。彼はこのデジタルインプラントによる治療を全国でも屈指の腕前と実績を持っています。私もそれに追いつくよう頑張っているのですが、出だしで遅れた分を取り返すのは難しく1年ほど前にやっと同じ土俵に立てたという感じです。今では約90%ほどの患者さんにこの治療法を提案し、ほぼ100%’デジタルインプラントでやってほしい’と言って頂いております。
なぜかというとそれはズバリ、安全だからです。手術に絶対はありえません。ですが、デジタルインプラントを駆使すればどんな手術でも、少なくとも従来のアナログ的な手術に比べてはるかに安全です。詳しくは、、、本を見た方が早いですが、次回にでもご紹介したいと思います。
本を書きました
突然ですが、生涯インプラント一直線を引っ越ししました。
またまた突然ですが、やっと出版できました。
’デジタルインプラントのすべて’
と言ってもイマイチよくわからないでしょう。
ただ、これだけは言えます。
今後、この方法がインプラント治療の主流になります。
その理由は、本を読んでください(笑)。とうのもどうかなんで
しばらくこのブログで伝えて行きたいと思います。