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歯科コラム

オールオン4の寿命を損なう可能性がある4つの注意点

オールオン4の寿命を損なう可能性がある4つの注意点

オールオン4はチタンという超硬い金属の「柱」を顎の骨に埋め込み、それを土台にして12本の人工歯を支える仕組みになっています。
そのため歯医者は患者さんに「オールオン4は頑丈で長持ちします」と紹介するでしょう。

しかし、とはいえオールオン4も人工物です。天然の歯にはかなわないところがあります。またオールオン4は新しい技術なので、「平均寿命は〇年」という研究結果はまで出ていないようです。
そこで歯医者は「4つの注意点を守ってオールオン4の寿命を損なわないようにしましょう」と呼び掛けています。

インプラントの保証期間は10年だが30年以上使われたこともある

オールオン4はインプラント治療の一種です。一般的なインプラントは10年経っても使える確率は90%で、保証期間も10年に設定している歯科クリニックが多いようです。
ただメンテナンスをきちんと行っている患者さんは、インプラントを30年以上使い続けています。
こうした年数は「オールオン4の寿命」の目安になるでしょう。

注意点1:インプラント周囲炎に警戒する

オールオン4を入れている方に最も注意していただきたいことは、インプラント周囲炎を警戒することです。インプラント周囲炎は、人工歯根周囲の顎の骨を溶かし、最悪、インプラントの脱落を招きます。そのためインプラント周囲炎は「インプラントの歯周病」といわれています。
次にインプラント周囲炎を回避する方法を紹介します。

注意点2:歯磨きを徹底する

注意点2:歯磨きを徹底する

インプラント周囲炎を発症させないためには、歯磨きを徹底することは欠かせません。毎食後に歯磨きするのは当然として、もし夕食から就寝までに時間が空いてしまったら、寝る前にもう一度歯を磨きましょう。
また歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロス、デンタルリンスも使ったほうがいいでしょう。
歯垢が残らないようにしてください。

注意点3:歯科クリニックでの定期的なメンテナンスを欠かさない

毎日の歯磨きなどのセルフケアだけでは、歯周病菌や虫歯菌を減らすことは難しいでしょう。そのためオールオン4を入れた方は、定期的に歯科クリニックに通い、メンテナンスを受けてください。
歯科クリニックに行けば歯石がみつかれば除去してもらえますし、なぜ歯石ができてしまったかも解明できます。歯磨きの癖が判明するかもしれません。歯医者のメンテナンスを受けることで、セルフケアの技術も向上するわけです。

注意点4:禁煙する、食生活を改善する

タバコや乱れた食生活は、オールオン4の「敵」です。禁煙を続け、栄養バランスのよい食事を心がけましょう。
糖尿病と歯周病は「一方が悪化すると他方を悪化させる」関係にあります。そこで運動不足の方は適度な運動を心がけ、糖尿病予防に努めたほうがいいでしょう。「糖尿病→歯周病→インプラント周囲炎」という流れをつくらないようにしてください。

まとめ~オールオン4は自分次第の側面も

総入れ歯からオールオン4に換えた方のなかには、その「しっかり感」に驚く人もいます。それで「永遠の歯」を手に入れたような錯覚をしてしまうのです。
自動車に車検が義務付けられているのは、きちんと走っていてもいつ何が起きるかわからないからです。
オールオン4も同じです。しっかりしたつくりでも、壊れにくい素材を使っていても、人工物なので少しずつ劣化していきます。その劣化をいち早く発見して調整すれば、寿命を延ばせる可能性があります。メンテナンスを怠らないようにしてください。

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