夏バテで歯周病が悪化してしまう理由は?
2018年08月20日 (月)
夏バテで歯周病が悪化してしまう理由は?

暑い日が続く夏、身体の疲れやだるさ、めまいなど「夏バテ」には十分な注意が必要です。しかし、夏バテは身体だけでなくお口の中にも起こることをご存知でしょうか?身体同様にお口の中も夏バテになってしまうと、口内環境の悪化に繋がってしまいます。

夏バテとは

夏バテは暑さによって自律神経の働きが劣ることが原因で、疲労感や倦怠感などといった症状が引き起こされます。夏は気温が高く、外と室内との温度差が激しいため、自律神経がこの温度変化についていけなくなってしまいます。正常な機能を失った自律神経によって身体全体の免疫力が低下します。
お口の中も身体同様に免疫力が働いているため、自律神経を乱す夏バテはお口の中にも影響を与えてしまうのです。

口臭もひどくなる

夏バテで免疫力が低下すると、お口の中の細菌が活発に働きます。すると、最初にみられる症状が口臭です。口臭の一番の原因は舌の表面についた舌苔という汚れや細菌です。本来舌苔は唾液によって洗い流されます。しかし汗をかきやすい夏は唾液の分泌が低下してしまいます。夏バテになってしまうと免疫力の低下と唾液の分泌の低下によって、口臭がひどくなってしまいます。

歯周病も悪化する
歯周病も悪化する

夏バテによってお口の中の免疫力が低下すると、歯周病の原因となる細菌も活発に働きます。歯周病は成人の約8割が患っていると言われている病気ですが、歯周病は初期段階では自覚症状に乏しいため患っていることに気がつかず、歯医者さんに指摘されて始めて知るといったケースも珍しくありません。
そのため、お口の中の免疫力が低下しやすい夏は歯周病が進行しやすい時期なのです。もちろん歯周病だけでなく虫歯にも注意が必要です。

お口の中もむくむ!

水分を摂りすぎると脚や顔などがむくみますが、実はお口の中もむくんでしまいます。むくみの原因は、塩分と水分のバランスが乱れることで起こります。また塩分と水分のバランスを保つ自律神経も、夏バテが起こるとバランスが崩れてしまいます。これらより夏バテになるといつも以上にむくみやすくなってしまうのです。お口の中のむくみは舌の圧迫によって睡眠時無呼吸症の原因になってしまいます。

お口の中も夏バテ予防

夏バテは身体だけでなく、お口の中も気をつけなくてはなりません。また疲れが溜まりやすい夏はこれらの症状以外にも、歯の痛みや歯茎の腫れといった症状が起こりやすくなります。異変に気がついたら歯医者さんへ行きましょう。夏はいつも以上にお口のケアに気をつけて健康なお口を保ちましょう。