オールオン4の人工歯には歯茎がついている?!ブリッジと入れ歯との違いは?

オールオン4は、入れ歯が合わず歯がないという方に人気の治療法です。しかし、オールオン4は、装置によって取り外しが可能なものとそうでないものがあり、違いがよく分からないという方も少なくないでしょう。ここでは、オールオン4が取り外し可能な装置であるか、また、ブリッジと入れ歯との違いについて解説していきたいと思います。
オールオン4は固定式になった装置
オールオン4の人工歯は、取り外し不可の固定式装置です。これについては、入れ歯をしていた方にとって、「入れ歯が動いて歯茎が痛い」「入れ歯が外れる」「噛み合わせが合わない」「ものをしっかりと噛むことができない」といったような問題を解決してくれます。
オールオン4は、あごに埋め込んだインプラントに人工歯がねじで固定されることでこのような不快な感覚になることなく、いつも快適な口内環境を実現することができるのです。
今まで入れ歯で過ごし、歯茎が痩せていくに伴い何度も入れ歯を調整していたという方にとってオールオン4は、とても画期的な治療法であると感じるでしょう。
また、ねじで装置を固定しているため何かトラブルが生じてもねじで装置を外して対応することができます。
オールオン4はブリッジなのか、それとも入れ歯なのか

オールオン4の人工歯は、前歯から奥歯まで一体となった歯で見た目には入れ歯のように見えます。しかし、あごの骨に埋まっているインプラントに固定されていることで、「ブリッジ」のようなイメージです。オールオン4は、ブリッジと入れ歯を組み合わせたような画期的な装置であると言えます。
オールオン4の人工歯に歯茎が付いている理由
オールオン4の装置は、ブリッジとは異なり歯茎が付いています。オールオン4治療を行う為には、歯茎は必要不可欠です。また、オールオン4治療を行うことが可能な方は歯が全部ない方であり、このような方は、歯茎や骨は痩せていることの方が多いのが一般的です。実際、歯が全くなくなるということは、上下とも歯茎が痩せてしまうため口元の筋肉が衰え、それによってシワができ顔全体が老けた印象になってしまいます。もしブリッジのように歯の部分だけを回復させても肌の弾力やハリを元の状態に戻すことは難しいことが多いです。しかしこのような場合でも、人工歯に歯茎をつけることで歯をより自然な形にすることができ、口周辺の筋肉が鍛えられ、よりハリや弾力を取り戻すことができるのです。