丈夫な歯を作ろう!成長期の子供のおやつは小魚がオススメ!
2017年08月20日 (日)
丈夫な歯を作ろう!成長期の子供のおやつは小魚がオススメ!

成長期の子どもを持つ親御さんは、普段、お子さんにどのようなおやつをあげていますか?本来、食事だけでは補うことができない栄養を摂取するという役割がおやつにはあります。もちろん、一緒に食べることでコミュニケーションが取れたり、リラックス効果を得るという意味もあるのです。しかし、子どもに自由におやつを選ばせてばかりいると甘いものばかりを選んでしまうという問題もあります。ただ「どのようなおやつをあげれば良いのかわからない」という方のために、今回は成長期の子どもにもっとも適したおやつ「小魚」についてご紹介します。小魚がオススメの理由から、成長期の子どもを持つ親御さんが気をつけたいポイントまで詳しくお話しますので、ぜひ参考にしてください。

成長期の子供にカルシウムが必要な理由とは?

成長期の子どもに必要な栄養素として必ず挙げられる「カルシウム」「亜鉛」「マグネシウム」「タンパク質」。この4つはどれも大切な栄養素ですが、その中でも骨や歯を作るために特に重要とされているのがカルシウムです。成長期とは、心身の成長だけではなく歯の密度や骨の量を決める大事な時期でもあるのです。
また、カルシウムの摂取が骨や歯に良い効果をもたらすのは子どもの頃だけです。子ども時代に体内にためたカルシウムを大人になってから少しずつ使う……というイメージいただくとわかりやすいのではないでしょうか。しかもカルシウムをためることができるのは、20歳までと言われています。大人になってから慌ててカルシウムを摂取したとしても、あまり効果は期待できません。
カルシウム摂取が特に重要とされているのが、歯が永久歯に生えかわる時期です。子どもがしっかりカルシウムを摂取できる環境をつくること、それも親御さんの大切な役目と言えます。

食事だけではカルシウム不足!子どものおやつには小魚を与えましょう
食事だけではカルシウム不足!子どものおやつには小魚を与えましょう

1歳~19歳の子どものカルシウム摂取量の平均値は、どの年齢を見ても必要摂取量を下回っています。しかし、1日3食のメニュー内だけで成長期に必要なカルシウムを十分に摂取するのは難しいことです。カルシウムは牛乳や乳製品、大豆製品等に多く含まれていますが、全体的な栄養バランスを考えると特定の食品だけに偏ることはオススメできません。成長期の子どもにとって他の栄養素も重要です。しかし、だからといって食べ過ぎはカロリーオーバーによる肥満の可能性が生まれます。
そこで成長期の子どものカルシウム不足を補うために、おやつが推奨されているというわけです。中でもおすすめのおやつが「小魚」です。小魚のメリットはカルシウムが豊富に含まれていることです。そして、しっかり噛む必要があるため、自然と顎の運動にもなります。さらに、噛むことで唾液が出やすくなり、自然と口内を清潔に保つことができるというメリットもあります。これらはサプリメントでは補えない部分と言えます。安易にカルシウムのサプリメントを与えるのではなく、噛む癖をつけさせましょう。子どもがスナック菓子やチョコレートといった味の濃いおやつに慣れる前に、小魚を食べる習慣をつけることができればベストです。

カルシウムの吸収率をUPさせるためのポイント

食事の栄養バランスに気を配り、おやつに小魚を食べさせる。これでカルシウム摂取はバッチリ!とお思いかもしれませんが、実はこれでは不十分です。カルシウムには、もうひとつ丈夫な歯を作るための重要なポイントがあります。それはカルシウムの吸収率をUPさせることです。いくらカルシウムを含む食品を摂取したとしても、食品内のカルシウムが全てそのまま体内に吸収されるわけではありません。つまり、カルシウムの吸収をサポートする食品を同時に取らないと、高い効果は望めません。
そこで注目したい栄養素が「たんぱく質」と「マグネシウム」です。小魚と一緒に食べるのであれば、マグネシウムとたんぱく質が含まれているナッツが特にオススメです。小魚とアーモンドの詰め合わせタイプなど、市販品のおやつも有効活用しましょう。ただし、ナッツ類はカロリーも高いため、あくまで小魚がメインです。ナッツ類は補助的な役割だと考えてください。

丈夫な歯を作るために、定期検診をお忘れなく

スナック菓子やチョコレートといったおやつに比べ、健康的で丈夫な歯づくりに役立つ小魚。しかし、おやつをあげる際のルールは他のお菓子と一緒です。おやつの時間をしっかり決め、食べた後は歯磨きを習慣づけてください。小魚のおやつだから、いつでも食べて良いという訳ではありません。
また、丈夫な歯を作るためには、カルシウムの摂取だけでなく、歯磨きの状況や歯の生え具合など総合的にチェックしておくことが重要です。子どもが幼いうちは、親御さんによる歯磨きチェックも大切ですが、何歳であっても信頼できる歯科で定期検診を受けましょう。「カルシウムはしっかり摂取できているはずなのに、虫歯になりやすい」「永久歯になる時期だから心配」など、不安なことや気になることがある方は、まずは検診時に一度歯医者さんに相談をしましょう。歯の生え方や質は1人ずつ異なるものです。自己判断で決めるのではなく、信頼できる歯科で相談することが、子どもの歯を守ることに繋がります。